幸せ日和〜ｺｲｽﾙｷﾓﾁ〜

ほんとは

疲れる…

ってのは少しだけで、
今は……
疲れるってよりも、
瑠那への罪悪感でいっぱい……それと、冬山の“アレ”の意味……



「おいっ！春乃！！！」

「うっさいなぁ〜……」

「起きなさい！」

「えっ……先生…？」

「やっぱり……お前はいつも寝るんだな……」

ハァー……と
ため息をつくハゲ親父……

「あれ…？いつの間にか寝ちゃってた…？」

「“寝ちゃってた…？”じゃない(怒)寝てたんだ……」

やば……

「あはは……すみません……」


「ったく……お前は……」



学校が終わった……
あたしはほとんど授業を聞いていなかった…

「雪音〜！帰ろぉ♪」

「あっ！うん♪」

「ねぇねぇ……
冬山君も…誘ってほしいなぁ〜……お願い！！」

「えっ……」

「協力して……？」

「………
分かった……」


「冬山〜！
今日一緒に帰れる？」

「おぅ！帰れる☆」




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