幸せ日和〜コイスルキモチ〜



あたしは走って学校に行った


ドンッ!

「いたっ……」
「いって……」

あたしは我にかえりすぐに謝った

「ご…ごめんなさい!あたし…急いでいたから……」

「いやっ別にいいよ…」
顔を上げてぶつかった人を見た…

「え…」

あたしの学校の制服の人……誰……?こんな人…いたっけ……?

「あ…あたし……急いでいるので……失礼します……」

あたしはまたペコリと頭を下げて、その場を去った……


「おはよ〜」

「あっ!雪音!おはよ♪」

「ねぇねぇ…瑠那……この学校にこんな人いたっけ……?」

あたしは今日ぶつかった人の特徴を教える……

「え〜…?
そんな人いたかな〜…?転校生だったりして!」
「そぅなのかな〜……」

瑠那は一人テンションが高いけど、私はテンションがあがらなかった……
「ぅ〜ん……」

「そんなに気になるの?」

「うん……」




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