幸せ日和〜コイスルキモチ〜



「う〜ん……その人一年生じゃない?」

「え……でもあたし(160)より背は高かったよ?」

「あのねぇ〜……雪音は背高い方だけど、雪音より高い人はいくらでもいるの…一年だからって背低い子ばかりって思うのは間違いだよ…それの反対で三年生は背高い人ばっかって思うのも間違いだよ…」

「そっか……」

「その人身長どれくらい?」

「ひゃ…165くらい……」

「そんなん一年生でもいくらでもいるよ!
……ってことで、」

「……えっ!?」

瑠那はあたしの手を掴んで走りだした!

「ちょっ……
どこに行くの!?」

「一年生のとこ☆」

「ええっ!?」





< 87 / 119 >

この作品をシェア

pagetop