幸せ日和〜コイスルキモチ〜
「あっ!名前……
なんて言うの?」
「あ…春乃雪音です…」
「雪音ちゃんね!俺は…小山寛よろしく!みんなからは寛って呼ばれてんの!だから寛って呼んでいいよ!」
「寛…センパイ?」
「ぅっわ!俺…先輩かぁ〜…後輩持った(笑)
ってかバリバリ雪音ちゃんの方が先輩っぽいよ〜(笑)」
「そんなことないですよ〜……(笑)」
「そっかぁ〜……?あっ!!!言い忘れてた……みんなの前では雪音ちゃんのこ“と亜柚沙”って呼ぶからね?」
「ぁ…はぃ」
「ごめんね…」
「仕方ないです……
いいですよ……あっ!あたしもそろそろ戻りますね!」
「あ…うん
バイバイ……」
「さようなら…」
笑って手を振りながら言ってくれた寛先輩にあたしも笑顔で手を振りかえして階段を下りていった…
「まっ!……」
「なんか言いました?」
「なんでもないよ……ごめん…じゃぁ……」
「はい!」
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