君を愛してるよ。







でもさ、




「ごめんね。私...いつも君がなんとかしてくれるだろうって...
そんなことばかり考えてた。だから私...あなたの荷物になってたのかもね...。
本当にごめんね...」



私はそう言ったとき、


君は...



「俺のほうこそごめんな。
だけど...俺からも言わせて?
俺に迷惑かけたくないからって理由。
俺はちゃんとわかってるし、お前の気持ちもすぐわかる。
だけどさ...やっぱ、俺ら付き合ってるわけだし、
俺ばっか言っててなんか恋人って感じがしねぇんだわ。
こんなこと言いたくなかったんだけどさ...。
だから、さっき言ったこと。
俺信じるからさ。
だから...もっと俺を頼れよな!」



君はそうやって、笑ってくれたよね?



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