Pinky
kazuto~1~
「和人は 何にもわかってない。
もう…私には無理……
冷たくて…私のことなんて
どうでもいいんでしょ?」
仕事中にかかってきた電話
「あのさ…今そんな電話する
時間じゃないだろ……。
かえってからゆっくり聞くからさ。
早く帰るようにするよ。」
俺はそう言って彼女からの
電話を切って
パソコンに向かう。
まったくもう1年も一緒にいるのに
今さら何言ってんだか……
つぐみは大学の同級生
就職の決まった俺と一緒に
すみだしたのは
半年前・・・・・。
つぐみは俺の苦手な
猫をつれてうちにやってきた。
「これからよろしくね。」
「猫…ってきいてないぞ」
俺はつぐみに抱かれた
白い猫を見て震えあがった。
もう…私には無理……
冷たくて…私のことなんて
どうでもいいんでしょ?」
仕事中にかかってきた電話
「あのさ…今そんな電話する
時間じゃないだろ……。
かえってからゆっくり聞くからさ。
早く帰るようにするよ。」
俺はそう言って彼女からの
電話を切って
パソコンに向かう。
まったくもう1年も一緒にいるのに
今さら何言ってんだか……
つぐみは大学の同級生
就職の決まった俺と一緒に
すみだしたのは
半年前・・・・・。
つぐみは俺の苦手な
猫をつれてうちにやってきた。
「これからよろしくね。」
「猫…ってきいてないぞ」
俺はつぐみに抱かれた
白い猫を見て震えあがった。
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