Pinky
「和人・・・・
ありがとう・・・・」


ベットに横たわる
アンリが俺を見た。


「安心して寝ろ。
寝るまでそばにいるからさ~」


俺はベットの脇にイスを持ってきた。



「ごめんね。
わがままなことして…
なんてお礼したらいいか……」


「じゃあさ
俺の頼み聞いてくれる?」



「え・・・?何?」


「歌唄って~
生アンリの声で俺だけに
歌って。」




アンリは目を丸くして
それから
「うふふ」と笑った。



「和人だけのために歌うね。」


そう言うと
しっとりとした
バラードを歌ってくれた。



目を閉じて・・・・
至福の時



CDから聞こえる曲・・・・・


 俺…ヤバイかも………



アンリに恋をしてしまった。
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