Pinky
なんとか仕事とサッカーを
両立させて
体も慣れてきた頃だった。


「ちょっとオフになったから
アンリとそっちに旅行に行くよ。
休暇とれないか?
一緒に旅行したいなって思ってさ。」



「マジ・・・
でも俺は……無理だな~
忙しくて……」


確かに忙しい

地区大会を控えてて
やっと体がサッカーを思い出して
きたところだった。

「残念だな~
ピンキーにも会いたかったんだけど…
アンリもおまえに
会いたがってたけど……」


 ドキン


後ろめたさに心臓が早くなる。


「そうなんだ。
それはとてもうれしいけど……
ピンキーにも伝えておくよ。」



二人一緒のとこは
さすがに複雑でさすがの俺も辛いから
予定が合わないのは
ホッとしていた。



電話を切って
ソファーに横になる。


「ピンキーマッサージして~」

すっかりピンキーは俺の
専属トレーナー


不慣れだったパソコンを
使いこなし
いろんな勉強をし始めた。



「腰が痛い時は
こういうストレッチがいいんだって」



「へ~」


一緒にやってみる。


ピンキーと俺
また絆が深まっている・・・・・。
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