Pinky
kazuto~9~
静かになった車の中で
携帯のバイブ音に気がついた。
「あ・・・・マズイ・・・・」
脇道に入って車をとめて
バックの中をさぐって
携帯をとりだした。
不在着信10件
え・・・・・?
とりあえず今きてる電話をとった。
「はい」
相手はチームメイトの
人事部の主任だった。
「木村…俺帰る時
可愛い女の子が来たんだよな。
カギしめようとしたら
『木村 和人さんいますか?』って
木村はさっさと帰ったことを
教えたら すごいガッカリした感じで…
『練習は終わっちゃったんですね。』
俺はなんか空気よんだんだけど
その後から出てきた奴らの会話で
木村が連れてきた美人の彼女の話を
してたんだ。
俺さマズイな~って思ったんだけど
『ありがとうございました。』
って頭を下げた女の子がさ
泣いてたのよ……
だから気になってたんだよな。」
主任の電話を切って
俺は心臓が破裂しそうになった。
「うわ・・・俺・・・
何してんだろ・・・・」
うかれすぎて
ピンキーとの約束を忘れていた。
頭をかかえても
後の祭り
なんて言ったらいいんだ
ハンドルに何度も
頭を打ち付けた。
携帯のバイブ音に気がついた。
「あ・・・・マズイ・・・・」
脇道に入って車をとめて
バックの中をさぐって
携帯をとりだした。
不在着信10件
え・・・・・?
とりあえず今きてる電話をとった。
「はい」
相手はチームメイトの
人事部の主任だった。
「木村…俺帰る時
可愛い女の子が来たんだよな。
カギしめようとしたら
『木村 和人さんいますか?』って
木村はさっさと帰ったことを
教えたら すごいガッカリした感じで…
『練習は終わっちゃったんですね。』
俺はなんか空気よんだんだけど
その後から出てきた奴らの会話で
木村が連れてきた美人の彼女の話を
してたんだ。
俺さマズイな~って思ったんだけど
『ありがとうございました。』
って頭を下げた女の子がさ
泣いてたのよ……
だから気になってたんだよな。」
主任の電話を切って
俺は心臓が破裂しそうになった。
「うわ・・・俺・・・
何してんだろ・・・・」
うかれすぎて
ピンキーとの約束を忘れていた。
頭をかかえても
後の祭り
なんて言ったらいいんだ
ハンドルに何度も
頭を打ち付けた。