Pinky
「ピンキーいるのか!?」

部屋に飛び込んだ。


いつものように
薄暗い部屋の電気をつけた。


「ピンキー?」



部屋にピンキーはいなかった。


台所には
朝 弁当を作っていた形跡が残っていた。



拳銃で撃たれた衝撃が
俺を襲った。



「なんてこと・・・・
ごめん・・・ごめんな。」



俺はまた部屋を飛び出した。



こんな天気だった
ピンクを失ったのは・・・・
その恐怖感が俺を
また襲っていた・・・・・


今度はピンキーを探して
走り出した。
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