Pinky
「チャーハンがやっとです。
明日でも一緒にお買いものに行きましょ?」



「一緒に?」



「だって私お金ないし……
ここらへんよくわかんないし…」



「わかんないって…
そういえばさ…なんであんなとこに
いたんだ?」

俺はやっと質問したいことが見つかった。



ピンキーは少し困った顔をした。



「ん……」



俺はピンキーの答えを待った。



「忘れました。」



ガク・・・・・ッ



「忘れた??なんで??」



「ま・・そんなことは
気にしないで・・・・・
ア~~~~ン」



スプーンを俺の口に運んだ。


 あ・・・ん??????



「自分で食えるよ!!」


俺は慌ててその手を払った。


ピンキーは笑顔で俺をみつめるから
ドキドキしてる。
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