Pinky
「うふふ・・・じゃねーよ。
おまえは猫じゃない
女だろ?
どんな男だって性欲っちゅーもんがあるんだ。
そんなことされたら
おまえ犯されるぞ。」



「だって私はペットだもん。
ペット犯したらおかしいよ。」


一瞬俺は考える・・・・。


 ペットを犯す・・・・・。


「犯すわけないだろ!!」



「私は和人さんのペットだから・・・・
和人さんの好きにしていいよ。」




俺の目をまた覗き込む


動揺を楽しんでいるかのように……



「猫はね・・・・
自分の意のままにしか動かないの。
そこが犬と違うところで…
だけど 猫は気ままだから……
和人さんが私を好きにしたくても
私がその気にならないと
ダメだよ……だって私はピンクの変わりだもん~」



そう言うと今度は
俺に背中を見せて
俺の腕を枕にしてテレビを見始めた。



 な・・・なんだ・・・コイツ・・・



俺は知らないうちに
ピンキーのペースに巻き込まれていった。
< 47 / 231 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop