Pinky
洋服屋のつぐみと休みも
合わない。


俺の休みは
つぐみは仕事だし

つぐみの休みは
俺が仕事で


俺はピンクと一緒にいることが
多くなった。

起きると台所がぐちゃぐちゃで


「毎回さ・・・・なんなんだ。
アイツは…自分のもんくらい
かたづけろや。
な~?ピンク~」



 ニャ~


「まったく……
ピンクの方がずっといい子だよ。
人の話はよく聞いてくれるし
トイレはちゃんとした後
隠してるし」



 ニャ~~ン



「ピンクが俺の奥さんになればいいよ。
俺の性格も知ってるしさ~
俺はピンクのこと愛してるし。」


俺はピンクを抱き上げる。


「最近太ったか?
ピンク?」


ピンクは喉をゴロゴロ鳴らす…


俺にとってピンクは
大事なペットになっていた。


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