Pinky
「最近付き合いわるいぞ~
今夜は行けるよな?
スゲー可愛い子がさ~~入ったんだぞ~」


同僚の大沢と小池に
ずっと断っていたすすきのに
連れていかれた。



 ピンキー待ってるだろうな…


相変わらず
俺がかえるまで電気をつけない。



「電気さ、つけていいから。
真っ暗でおまえ何してんの?」



「寝てるもん・・・・。
いいの・・・。
明るくなって嬉しいって思って
一番最初に和人さんの顔が
見れるのが幸せだから~」



相変わらず
俺をドキドキさせる言葉巧みな
戦術を使ってくる。




「飯だって先食っていいんだからな。」



「和人さんの残したのでいいもん。
気にしないで・・・私はピンクの変わり
仕事で遅くなっても
飲み会でも私のことは
気にしないでいいから~」


ピンキーはそう言ったけど・・・・



 普通ぺットに電話はしない


俺は久々に行きつけの
スナックのドアを開けた。
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