Pinky
「もうすぐお別れだからさ
ピンキーを可愛がってやんないと
飼い主として・・・・」


ピンキーは困った顔をしていた。



「だから今日からは
ピンキーをめっちゃ可愛がるから
覚悟しておけよ。」


目を白黒させている
ピンキーを残してシャワーに入った。



動揺してる様子が
おかしかった。



すれてる風で
もしかしたらかなりの
純情な子なのかもしれない




風呂を上がって上半身裸で出ていくと


「和人さん・・・
何か着てくれません?」


ピンキーが慌ててTシャツを投げた。



「どう?いい身体してる?」


割れた腹筋を指差した。



俺は調子にのって
ピンキーをからかっていた。



「やですね・・・
悪趣味だから・・・・
食事にしましょ・・・・」



ピンキーは頬を赤らめて
俺から視線をそらした。



いつもやりくるめられてる分
ピンキーが動揺してるのが
めっちゃ楽しくて仕方なかった。
< 62 / 231 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop