Pinky
「修杜は知ってるの?
俺と会うこと・・・・・」



「あ・・・ううん
言ってないの。」



 え・・・・


「なんで?」



「修杜の親友に会いに行くなんて
図々しいでしょう?」



「そんなことはないけど…
なんかあったの?」




「ん・・・・」
アンリは困ったように
言葉を探していた。



「とにかくなんか食べるか……
って……アンリ連れては無理か~」




「ごめん~」



「いいさ
コンビニがあるさ~」



「私と一緒ってみんな気を使うの。
普通のことが何一つもできないし
修杜だってもっと
いろんなとこに行きたいって
思ってるんだろうな~って」




「そんなことわかってて
アンリと付き合ってるんだろ?」




「そうなんだけど・・・・」



 なんか辛そうだな


アンリの横顔は沈んでいた。
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