愛してるを心から
私は頷き、茉莉を部屋にあげた。
茉莉は、ため息に近い声を出して私のベッドに座った。
空気が重い・・。
私はそんな空気をはらうように、わざと明るい声で喋る。
「茉莉どうしたの?茉莉が元気なかったらへーん」
私の言葉は虚しく部屋のなかを響いただけだった。
沈黙が息を苦しめる。
「・・・あたし、変かな・・。おかしいかな・・・」
突然茉莉が口を開いた。
かと思ったら、なんとネガティブ発言。
茉莉、・・・やっぱり変・・。