甘めな恋の魔法

そう電話をかけてきたのわ涼くんだった。

「ううん、いいの。」

「お前今から出れる?」

「今家に着いたばっかりだから着替えたりすれば大丈夫だよ?」

なんだろう?涼くんが電話かけてくるなんて珍しいなぁ。

「じゃあ迎えに行くから準備してろよ?」

「??分かった。」

今からお出かけかぁ。ママに言ってから行かなきゃね。

「ママ今から涼くんが出かけよって言うから行ってくるね?」

航兄わ聞いてたみたいでニヤニヤしながらデート?ってしつこく聞いてきた。

「気をつけてね?帰りわちゃんと家まで送ってもらってね?」

私のママも心配性だから気をつけてねなんて言いながらキッチンへ戻って行った。

部屋に戻ってからワンピースに着替えて軽く髪を巻いているとインターホンが鳴った。

「結菜ちゃん?涼くん迎えに来てくれたわよ?」

「もう少しだから待ってて貰って〜。」

まだ化粧してないよ。あぁもう今日わナチュラルメイクにしよう。


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