甘めな恋の魔法
「由香あとわ頑張ってね〜あたし帰るわ。」
「えっちょっと待ってよ。」
と私わ言うが結菜わ帰ってしまった。なんか緊張してきた。もう1度鏡を見て前髪を直していると声をかけられた。
「佐藤さん?」
「か、柏木さん…」
うっ…今1番会いたくない人なんだけどな。
「あれ、化粧してる?それに髪巻いてる。時間あるなら俺と今から遊びに行かない?」
「いや、あの私今から用事があるんで…」
柏木さんしつこい…
なんかちょっと怖いし。
柏木さんの態度に困っていると敬浩くんが迎えに来てくれた。
「敬浩くん…」
少し泣きそうになりながら名前を呼ぶと車から降りてきてくれた。
「由香ちゃん大丈夫?って柏木くん?」
柏木さんのこと知ってるのかなぁ…?
「船橋先生じゃないですか。佐藤さんと付き合ってるんですか?」
もういやだ…柏木さんしつこいし怖いよ。私関わりたくない。そう思って敬浩くんの服をぎゅっと掴む。