甘めな恋の魔法

「由香あとわ頑張ってね〜あたし帰るわ。」

「えっちょっと待ってよ。」

と私わ言うが結菜わ帰ってしまった。なんか緊張してきた。もう1度鏡を見て前髪を直していると声をかけられた。

「佐藤さん?」

「か、柏木さん…」

うっ…今1番会いたくない人なんだけどな。

「あれ、化粧してる?それに髪巻いてる。時間あるなら俺と今から遊びに行かない?」

「いや、あの私今から用事があるんで…」

柏木さんしつこい…
なんかちょっと怖いし。

柏木さんの態度に困っていると敬浩くんが迎えに来てくれた。

「敬浩くん…」

少し泣きそうになりながら名前を呼ぶと車から降りてきてくれた。

「由香ちゃん大丈夫?って柏木くん?」

柏木さんのこと知ってるのかなぁ…?

「船橋先生じゃないですか。佐藤さんと付き合ってるんですか?」

もういやだ…柏木さんしつこいし怖いよ。私関わりたくない。そう思って敬浩くんの服をぎゅっと掴む。


< 79 / 96 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop