甘めな恋の魔法

「柏木にわ気をつけて」

敬浩くんが真剣な顔をして言った。なんだかよく分からなかったけど私わ頷いた。

「由香ちゃんご飯でも行こうか?」

「はい。」

また2人で車に乗り込み敬浩くんが運転する姿を見てドキドキした。

「何食べたい?」

優しい声で聞く敬浩くんにまた胸がきゅんとした。

「パスタが食べたい。あっファミレスで。」

私わファミレスを指定して連れて行ってもらった。店の中に入ると店員さんやお客さんたちが敬浩くんを見てキャーキャー騒いでいる。

なんかムカつく。モヤモヤする。

「由香ちゃん何食べたい?」

「カルボナーラで。」

即答すると敬浩くんわクスクス笑った。食いしん坊だと思われたかな?

頼んだ品物が来て2人で話しをしながら食べた。私と結菜の話しや、敬浩くんと涼ちゃんの話し。

時間というものわあっという間に過ぎて行った。

いつの間にかお会計も済ませていてくれた敬浩くんにお礼を言う。



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