甘めな恋の魔法

えっ……?
今何て言った?

「涼ちゃん…今何て言った?」

「ん?俺1人で暇だから敬浩も連れてくって言った。」

マイペースにそう言う涼ちゃんにびっくりする。

「ママたちが許さないよ多分…」

そうだよ、ママもパパも絶対ダメって言う。

「おばさんに電話代わって。」

「うん…ママ涼ちゃんが話したいって。」

ママに代わると何やら話している。

「由香ちゃんいいわよ。結菜ちゃんと涼ちゃんと敬浩くんみんなうちに泊まりなさい。」

えっ?オッケーなの?ママがオッケーするって涼ちゃん何て言ったのさ…

「由香?じゃあ夕方敬浩連れて行くから。ご飯わちゃんと作っとけよ。」

「はぁい…」

電話を切りため息をついた。なんだか気が重いよ。敬浩くんがお泊りの監視役だなんて。

「ママ行ってきます。」

結菜と待ち合わせをしている為急いで朝食を食べ着替えて家を出た。






< 85 / 96 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop