腐女子だって恋をする。
恋の予感
「今日でこの戦いを終わらせる。」
「ふっ、それはどうかな?」
「なにを・・・」

はぁ・・。今日もカッコイイな・・・・。
さすがは恭哉様。俺の嫁。なんていってみたりーーー///

毎日学校から帰ってはパソコンつけて同じ動画見ては癒されてるって終わってるね。
人生15年にてすでに腐りきった。

そう、なにを隠そう今年4月に高校に入学したばかり神田遊奈は小6で漫画にはまり、(少年漫画)中一の頃にはアニメの手を出し、ついにはBLにも手を出し腐女子と言われても否定は出来なくなった。

昔は好きだったオシャレも今となっては、
「こんな高いピン買うお金あったら漫画買うし。」
と言い張る始末。

俗に言うオタクだ。否、腐女子だ。
正直、オタクより腐女子といわれる方が嬉しかったりもする。

そしてかれこれ5年間。
毎日といってもいいほど、一日中といっていいほどカッコイイしか言わなくなった。
恋をすれば誰でもそうだろう。

でも遊奈の場合はみんなとは少し違った。
画面の中にいる人物、この世には存在しない架空の人物に向かってカッコイイとかヤバイとか叫んでいるのだ。

3次元でなく2次元にしか恋が出来なくなったのだ。

というより、2次元の人物の登場により、理想ははるかに高くなり3次元のやつらにはど真ん中な人がいないだけ。

ま、2次元のやつが3次元にいたらかなりすごいことだけど。

でもこんな腐女子でも3次元の恋に目覚める。
でも、それはもう少しあとのお話♪
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