腹から叫べ!

「ねえチヨ君、今日ユラ君なにかあんの?」

「今日は…」

「あ、チヨとカノじゃん!」

そこにはナインとガクが立っていた。

「あ、ガク君ピアス無くなってる!」

数えるのも面倒なくらいついていたピアスは全部無くなっていた。

「あのババアに剥ぎ取られたんだよ。」

ババアって…真田先生か。

「まあこれは取られなかったけどな。」

ガク君はシャツをめくってヘソピを見せてきた。

「そこまでは見ないだろ。つーかガク君何個ピアス開けてんの?」

「…さあ?」

自分でもわからないくらいか。

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