腹から叫べ!

バイトしている友達と会うことは別におかしなことではない。

だが、うちの学校はバイト禁止なのだ。

「えーと…チヨ君…。」

「カノこの通りだ!言わないでくれ!」

急に外に連れ出されて頭を下げられた。

「チヨ君!言わないから頭上げてよ!」

「ほんとか?」

「うん。」

「サンキュ。…ごめん、詳しくは明日話すからさ、」

「あ、仕事に戻っていいよ!」

「マジ悪りい。」

チヨ君はレジに戻って行った。

「あ、アイス!」

家族に頼まれたアイスをカゴに入れていく。

それを買って帰った。

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