腹から叫べ!
「なあなあユラー!俺バイトしたいと思うんだけど、どう思うー?」
俺とチヨ君はナイン君に3組まで引っ張っていかれた。
「バイトですか?私もしてますよ。週3ですけど。」
「え、そうなのユラ君。」
「ええ。クラスの子の紹介で。」
「何のバイトなんだ?」
「メイド喫茶です。」
「メイド…」
「「喫茶!?」」
「はい。」
ユラはニコニコ笑う。
「いや、似合うと思うけど…」
「詐欺じゃね?」
「あ、でも家族連れとかも来ますし、ちょっと可愛らしいファミレスみたいなもんですよ。」
…ファミレスとは違くねえ?