腹から叫べ!

「なあなあユラー!俺バイトしたいと思うんだけど、どう思うー?」

俺とチヨ君はナイン君に3組まで引っ張っていかれた。

「バイトですか?私もしてますよ。週3ですけど。」

「え、そうなのユラ君。」

「ええ。クラスの子の紹介で。」

「何のバイトなんだ?」

「メイド喫茶です。」

「メイド…」

「「喫茶!?」」

「はい。」

ユラはニコニコ笑う。

「いや、似合うと思うけど…」

「詐欺じゃね?」

「あ、でも家族連れとかも来ますし、ちょっと可愛らしいファミレスみたいなもんですよ。」

…ファミレスとは違くねえ?

< 153 / 290 >

この作品をシェア

pagetop