腹から叫べ!

「新しい部活作ったんで、報告書です。」

「わかった。」

部活は生徒会の一存で作ることができる。

「えーと…何部だ…え、バイト部!?」

「ええ。」

「はい!?今バイト部っていいました!?」

「はい。」

先生たちが集まってきた。そして会長も覗き込んだ。

「バイト部!?何ふざけたもの作ってんの?バイトなんて校則破ってるし、今現在ここで問題になってるんですよ?あなた、生徒会長でしょ!?こんなのが許されると思ってるの!?」

「は?俺は校則なんて破ってねえよ。」

「ほら、これを見てください。」

カノは生徒手帳を突き出した。

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