腹から叫べ!
「ほら、2個目にあるだろ?バイトは法律に反してないし、校則に反するなとは書かれてない。」
「校則を守ることは前提で書かれてるのよ!」
「は?何それ?俺バカなんでそんなんわかりませーん。」
ガクがアゴをしゃくらせながら言った。
「っ!それなら生徒手帳の内容を変えましょう!不良が増えると怖いわ!」
ガンッ
ヨウイチが壁を殴った。
「意味わかんねーこと抜かしてんじゃねーよババア。」
「ババア!?」
「バイトが不良のすることだっていうことかよ?」
「そうじゃないわよ!校則を守れないことがダメだって言ってるの!」