腹から叫べ!


5限目。

4人は授業をサボって階段の陰に潜んでいた。

「あ、来たぞ!」

窓から見えたのはナイン君と厳しそうな男の人、さらにその周りにはグラサンをかけたSPらしき人もいた。

「うわ。あれに逆らったら殺されそうなんだけど。」

「殺されはしねーぞ。されても5分の4殺しくらいだ。」

「それむしろ殺してほしいよね!?」

「あ、校舎に入りましたよ!」

「…行くか。」

4人は応接室に向かった。

「げ。」

応接室の前にはさきほどのSPが立っている。

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