腹から叫べ!
「なんだ!?」
慌てる先生たちに
急いでガクを取り押さえるSP。
こちらを睨んでくるナインの父と
目を丸くして驚くナイン。
「何なんだ君たちは。」
父親が怪訝な顔で言う。
「ナイン君の友達です!」
ユラが答える。
「またお前らか!授業中だろ!さっさと教室に帰りなさい!」
先生が怒鳴る。
「嫌です!なんでナイン君は転校するんですか!」
カノは叫んだ。
「…はあ…。お前たちのような低俗なやつがいるからだろう?ナインにはうちの会社を継いでもらうんだ。成績も伸びてないようだし、こんなくだらん輩が周りにいてはナインの質が落ちる。だからもっと高尚な学校に編入させる。これ以上に理由がいるか?」