腹から叫べ!

「はああ!?超絶頭固てえし!痛てて!」

ガクが腕を押さえられながら言った。

「ナイン!お前はどうなんだよ!」

ナイン君は下を向いて黙っている。

「まあいい。書類だ。これで手続きは完了だな。」

「おいナイン!なんとか言えよ!」

「…。」

「帰るぞ、ナイン。」

「…はい。」

「待てやコルア!」

チヨ君は校長の手から書類を奪った。

「あ!」

ビリッ

書類はチヨによって破られた。


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