腹から叫べ!
ヨウイチは珍しく受け入れてくれた。
「そうだヨウイチさん!ナインをこの学校に留まらせるいい方法はないですか!?」
「…ナインなあ…。俺も転校しないでほしいんだけど、あの父さんじゃなあ…。」
ヨウイチが珍しく悩んでいる。
「会長、あいつの弱点とか知らないんですか?」
「ナインの父さんの?無理無理!あいつ弱点ないから!」
ヨウイチは珍しく怯えていた。
この人にも怖いものなんてあるんだ。
「むしろ俺、あいつに弱み握られてんだよ。」
「え、どんなですか?」
「それはな…って言うかバカ!」
ヨウイチは珍しく顔を真っ赤にしていた。