腹から叫べ!

ナイン君…。

「そいつらがいい仲間?仲間の家に爆弾仕掛けるか普通。」

「はい。危険をおかしてまで俺を引き止めようとしてくれました。それに、俺のボケにつっこんでくれるのはこいつらだけなんですよ!」

は。

「そうか…。話してもわからないなら仕方ない。力ずくで止めるまでだ。お前ら!ナインを捕まえろ!」

「はい!」

使用人たちが柵を乗り越えて5人の方へやってくる。

「ナイン逃げろ!」

「え、あ、うん!」

4人が必死でナインを守ろうとしたその時だった。

「ああぁぁぁぁ!」

チヨが叫んだ。

「どうしたのチヨ君!?」

「スイッチ…押しちまった…。」

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