腹から叫べ!

「お化け屋敷はリアルを追求してなんぼだろ。」

「おーいカノー!あ、ナインもいんじゃん。」

続いてやってきたのはガクとユラ。

「あ、ガク君ユラ君…何その格好。」

ユラはメイド服、ガクは燕尾服を着ていた。

「クラスの出し物ですよ。」

「出し物って喫茶店じゃ…」

「ただの喫茶店じゃつまらないからメイド、執事喫茶にしたんですよ。これはお店から借りてきました。」

ユラはくるっと回った。

「俺のはじいちゃんのだけどな。」

ガクもくるっと回る。

「いいじゃん2人とも。似合ってるよ。」

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