腹から叫べ!

「みなさんかわいいですねー。」

ユラは3人の頭をなでた。

「げっ。あんたは体験入学の時の!」

モモは敵意剥き出しだ。

「モモ睨むな。ユラ君は部活が同じ友達なの。」

「ええ、ただの友達ですよ。それに私、男ですし。」

「ええ!?男!?」

あ、ユラ君暴露しちゃった。よかったのかな。

「なあんだ男の子だったのか。かわいいからてっきり。」

モモはユラの女装について一切突っ込まなかった。

「おーい、もろこし買ってきたぞー…ってカノじゃないか。」

父母登場。

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