腹から叫べ!

「あら、ナイン君久しぶり。」

「お久しぶりです。」

ナインと母が挨拶を交わす。

「カノー、この子たち友達か?」

「うん。部活の子。」

「そっかそっか。友達いたんだなカノ。」

「馬鹿にすんなよ?」

「すんません。」

まあ、こいつらと会うまでは一緒にいる友達なんていなかったけど。

「じゃ、俺ら行くから。」

「えー、カノちゃん行っちゃうの?」

「うん。楽しめよ。」

「あとでカノくんのクラスいくからね。」

「待ってるよ。」

5人は島田家の面々と別れて、腹を満たすことにした。

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