腹から叫べ!

『それじゃあ、俺の叫び、聞いてください。』

ナインはマイクを床においた。

「俺はー!今が一番楽しいー!いい友達がいるこの学校が大好きだああぁぁぁぁ!」

ナイン君の声が響き渡った。

そして今日一番の拍手が沸き起こる。

『ありがとうございました。これで大声大会は終わります。この後、ライブがあるので、引き続きお楽しみください。』

無事大声大会は終了した。

「はー、緊張した。」

「ナインよかったぞ。」

「ん。あんがと。」

「さあ、クラスの方に行きますか。」

ユラとガクとナインはクラスの出し物の方に向かった。

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