腹から叫べ!

2人はケーキをおいしく平らげて店を出た。

「次はナインのとこ行くか。」

「そうだね。」

「2人ともー!待ってくださーい!」

後ろからユラとガクが追いかけてきた。

「あれ?お店の方は?」

「これ持って宣伝。」

ガク君は看板を持っていた。

「今からお化け屋敷行こうと思ってたんだけど一緒に行く?」

「はい行きます!」

4人は5組の教室に向かった。

「お前先入れよ!」

「嫌だね!お前が行けよ!」

お化け屋敷の入り口で度胸のない大人が2人。

「あれって…」

まさかのカノ父とナイン父だった。

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