腹から叫べ!

「なんか嫌だなあ。」

「なんだカノ、怖いのか?」

「いや、怖いっていうか…何があるかわからない恐怖?」

こんにゃくが上からぶら下がっている。

「うわー。なんだこのバレバレな仕掛けは…わ!」

「チヨ君大丈夫!?」

チヨ君は何かに足を引っかけて転んだ。

「なんだこれ。…手だ。」

そこにあったのは作り物の腕。

「こってるなあ。」

「恨めしやあ〜。」

「うわ!」

貞子が井戸から出てきた。

「悪霊退散。」

チヨ君はそう言って軽くスルー。

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