腹から叫べ!

「お前を倒せばいいんだな?」

「おう。」

チヨ君は指をポキポキ鳴らしている。

…ヤバい…。

「ナイン君逃げろ!」

ドゴッ

「ごふっ!」

…ナイン君、ノックアウト。

「さ、行こうぜ。」

「でもナイン君病院連れて行った方が…」

「大丈夫だって。そのうち病院が来るから。」

…意味不…

結局俺らはナイン君を担いで外に出た。

「あ!島田君!探したよ!フリマの店番でしょ!?」

松前さんが急いでいる。

「やべ!忘れてた!ごめん、みんな!行くわ!」

「おう。」

カノは松前と一緒に走って行った。

< 271 / 290 >

この作品をシェア

pagetop