腹から叫べ!

「俺はあ、まだ将来の夢とか決まってないけどー、それなりに稼いで、家庭を築いて、普通に幸せな毎日を過ごしたああぁぁい!」

叫び終えるとみんなで笑った。



「ところでですね、ナイン君がいなくなっちゃったので、代わりの部長を決めようと、あみだやったんですよね。」

思い出したようにユラが言う。

「は?そんなあみだいつやったの?」

「「「さっき。」」」

「…副部長の俺がいないときに?」

「「「だっていなかったんだもん。」」」

そろい方がムカつく。

「で、部長誰になったの?」

「カノ。」

「…は?」

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