腹から叫べ!

「ぎゃー!ちょっと!ナインくうぅぅぅぅん!」

ヤバくね?なんかマジヤバくね?



バッシャーン!



…ん?


池上とナインが落ちた先を見ると、

そこには飛び込み用のプールがあった。

「…なんだ。プールだったのね。」

でも落ちる場所があと2メートルずれていたら

プールサイドへ真っ逆さまだった。

それを想像するとぞっとした。

「はああ。」

「先生大丈夫ですか?」

「…腰抜けた。」

そりゃそうだろう。

「下いくぞ。ユラ、先生についててくれ。」

「わかりました。」

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