腹から叫べ!

「え!そんな高級なとこ!?」

「ああ、うちのホテルだから。」

「…はい?」

「うちのじいちゃんが経営してんの。部屋3つ貸してもらえたから、そこで合宿ね。」

「はあ!?」

なんつう贅沢!?

「…そういえばナイン君家、金持ちだったね。」

「まあな。」

あ、否定しないんだ。

「他の3人は?」

「現地集合にしたからもう着いてんじゃね?」

「…そう。」

「ホテルに着いたらまず部屋決めのあみだくじだからな!」

「あみだ好きだね…。」

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