先生との恋☆Second・Story☆完結☆



―――9;30.


片付けも掃除も終わり準備は万端。少し休憩しようとキッチンからリビングへ移動した瞬間、タイミング良く着信音。


♪~~~♪~~~♪~~~


すぐに切れることなく鳴り続ける。


…電話だ。


有岡君から。


「もしもし?」


『あ、岡本? まだ家?』


有岡君の後ろはガヤガヤしている。きっともう大学にいるのだろう。


「うん、今からでるとこ。…どうかした?」


約束した時間までまだあるはず。まさかこんな時間に電話がくるとは思わなかった。


もしかして、講義の関係で今日ダメになったりしたのかな?


『いや、もう出たかなって思って電話しただけ。大学に着きそうになったら一応連絡してもらっていい?』


「うん、わかった。」




< 270 / 382 >

この作品をシェア

pagetop