先生との恋☆Second・Story☆完結☆
―――9;30.
片付けも掃除も終わり準備は万端。少し休憩しようとキッチンからリビングへ移動した瞬間、タイミング良く着信音。
♪~~~♪~~~♪~~~
すぐに切れることなく鳴り続ける。
…電話だ。
有岡君から。
「もしもし?」
『あ、岡本? まだ家?』
有岡君の後ろはガヤガヤしている。きっともう大学にいるのだろう。
「うん、今からでるとこ。…どうかした?」
約束した時間までまだあるはず。まさかこんな時間に電話がくるとは思わなかった。
もしかして、講義の関係で今日ダメになったりしたのかな?
『いや、もう出たかなって思って電話しただけ。大学に着きそうになったら一応連絡してもらっていい?』
「うん、わかった。」