先生との恋☆Second・Story☆完結☆
高橋の親友
う………。
暑苦しさに寝返りをうつと、そのせいで髪の毛が首にまとわり付く。
暑い…!
鬱陶しく手で首に張りついた髪の毛をどけると、かなりの汗をかいているのに気付いて目を開いた。
朝、だ。
昨日帰ってシャワー浴びて足がパンパンだったからご飯食べるのも面倒臭くて。
高橋のベットに飛び込んで……かなり寝たんだ。 枕をグッと掴んだまま首だけ動かせば、すぐそこに置かれたデジタル時計は9時過ぎを表示している。
あーヤバイ。
夜勤明けの高橋が帰ってくる。ご飯、用意してあげないと。
あたしも昨日の夜食べてないから胃が空っぽで気持ち悪いし……。
……まだ寝てたいけど。息を深く吸って、意を決して起き上がる。着替えるの、面倒臭いなぁ。
いっか、別に。ご飯食べたら二度寝しよう。
ベットから、フローリングへと足を落とせばひんやりしていて気持ち良かった。
……ご飯、何作ろう。