先生との恋☆Second・Story☆完結☆


ってか


いつかはこのネタがやってきてもおかしくはないだろーなーとは思っていたけれど。


何だ、と言葉の続きを待てば、それはもう嬉しそうな顔をするもんだからそれに比例して俺はいらだってくる。


「何て」


「ん?聞きたい?聞きたい」


もったいぶるそいつに、


イライラしながらも、あぁと返事をする。


「あのね、あのね」


「うん」


「”どいて”って」



「………」


「………」


「それ話したって言わねぇよ」


冷めた目で見る俺にえぇっと驚く。馬鹿なのか、や、馬鹿なんだけど俺たちは。


「いやいや俺がごめん!って言ったらうん、って。会話だろ!?」

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