先生との恋☆Second・Story☆完結☆
電話の主と、その本人がピンと思い出したことで特定されたのは、その日の夜のことだった。
まじか、まじか。
まさかの!?
顔が浮かべば、衝撃を隠せずその日はなかなか寝付けなかった。
その後岡本さんから謝罪の電話が来たけれど、
俺はその彼氏さんについて触れることができず。
―――久しぶりにバイトが重なってみた岡本さんの左手に、高そうな指輪が嵌められているのを見て。
俺に対してのマーキング的なものなのかと思いつつも。
高そうなそれに、
相手があれじゃぁ、ただのバイト学生は勝てねぇなぁとまた虚しくなった。
『02:思い出します』
憧れは、憧れのままで。