先生との恋☆Second・Story☆完結☆
「だって俺、昼から仕事だもん」
「あ…、」
そっか。
朝だっていつも通りに仕事に行っていた。
急に帰ってきたと思ったら高橋の家に連行されて…。
「朝仕事に行ったらね、秋んとこの看護師さんから秋がぶっ倒れたって聞いて。点滴してるって」
「え!?」
「それで様子見に行ってみたらこれダメだなって。ぐったりしてるしなのに大丈夫とか訳のわかんないこと言うし」
おぉ……。
「で、連れて帰ってあげた方が良いってなって俺急遽半休取ったの」
だから、昼からは普通に仕事。と、時計を見ながら言う聖くん。
「申し訳ない……」
そういう高橋は本当に申し訳なさそうで。
「本当だよ。休むことになった半休分、今度飯奢ってもらうからなー」
へらっと笑いながらそういう聖くん。
「じゃあ、後は秋の看病頼んだよ」
「ごめん」
「お前は大人しく寝とけよ?多分まだ熱上がりそうだし」
「うん」
「荷物はいつでもいいから取りにおいで」