先生との恋☆Second・Story☆完結☆
「なるほど。それで俺は呼び出されたのか」
なるほどね。
「おかしいと思ったんだよなー
心ちゃんならともかく秋から晩御飯食べに来いなんて言われるなんて」
そこで怪しむべきだった。
くそーっとでこを叩けば、くそじゃないと怒られる。
「ごめんよ」
「許さん」
そうは言ってもさーと秋を見る。
「いいじゃん。婚約指輪じゃないんだからさ」
「そういう問題じゃない」
「婚約指輪の時は下見なしでゆっくりじっくり悩めばいいじゃん」
秋と心ちゃんの薬指にハマっているのは
あくまでペアリング。
婚約指輪とか、結婚指輪とかそういうのだったら下見には付き合わないって。
ちゃんと2人で1から悩んでもらう。
ペアリングだからまぁいいでしょと思って付き合ったけど。
やっぱり怒ったか。
「……ペアリング1つであんなに悩んでくれるんだぞ。婚約・結婚楽しみじゃん」
「まだまだ先ですけど」
「それでも、だよ。貯めとけよぉ~」
「……言われなくても」