先生との恋☆Second・Story☆完結☆
たまの検診で先生に会えないか探したりもしたけれど、中々見かける事が出来なくて。
本当に、
久しぶりに会えた。
ほんわかしていると、さっき清水先生にされたように高橋の手がぽんと頭に乗る。
「清水先生も言われた通り、検査もあるからあくまで“大人しく”ですよ」
「だから、それはどうだか。約束はしなーい」
今回は、無理矢理連れて来られたのでは無くて自分から来た。
手術させられる、なんて心配も無い。
だからあの時と違う。
気持ちは全然晴れやか。
「後は荷物の整理だけだからもう戻って良いよ」
そう高橋に言うと、何故か心配そうにしながら出ていった。