先生との恋☆Second・Story☆完結☆
高橋らしいから文句は……ちょっとは言うけど。
「へー……」
「何」
「や、なーんにも?」
楽しそうに高橋に絡んでるけど、高橋は鬱陶しそうで笑えてくる。
……だけど。あたしはさっきから一つ気になっていて。
「聖、くん」
高橋食べれないから、と言う意味と、ちょっと聞きたくて呼べばすぐにこちらへと顔を向けてくれた。
「どうかした?」
「や、あの……、何でここに?」
「何でって、お見舞いだよ心ちゃんの」
お見舞い……って。あたし今日入院したばかりなんですけど。言えば一昨日会ったばかりだし。
どうせなら入院が終わる頃に来てくれれば良かったのに。
……と言えば、高橋から何か言われそうだから黙っとこ。
「ありがとうございます……」
お見舞いは、ありがたい。
けど、もう一つ。気になることが。